妊娠とうつ
こんばんわ、トキです。
お越しくださりありがとうございます!
前述の記事にもチラホラ出ていますが、私は以前仕事のストレスから軽度のうつに罹患し3年ほど診療内科にかかっていました。
「以前」という文字とおり、現在は仕事を辞めたおかげで通院も服薬も無く元気にすごせています(いわゆる完解ってやつですね)。
化学流産をしたころはまだ心療内科にかかっていたため、その時体験した妊娠とうつ治療のことを書いていきたいと思います~。
妊娠もそうですが、うつの症状も治療も十人十色なのであくまでも「こんな人もおるんや」とお気軽にお読みいただけると嬉しいです('ω')
約4年ほど前、仕事のストレスで暗いことばかり考える日々が続き、少しずつ状態が悪化、しまいには呼吸障害のような症状が出始めました。これはおかしいと思い、3年前に初めて心療内科にかかりました。
診断の結果は軽度のうつ。「そこまで多くの服薬なくとも回復できるでしょう~」と言われたことを覚えています。
そのとき出てた症状は情緒不安定、不安発作、環境の変化にうまく対応できない・・・などですかね。個人的にはPMSもひどくなっていたような気がします。
当時のお薬手帳がどっかいってしまったので細かい処方は覚えていませんが、パキシル、リーゼ、加味逍遙散、レクサプロ、ロフラゼプ酸エチル錠などの薬がその都度の症状に合わせて処方されていました(※すべての種類が一気に処方されることはありませんでした!)。
服薬と、2週間に1回~1か月に1回の受診で次第に症状は落ち着いていきました。最終的に、「仕事を辞める」と決めたことが大きく影響しかなり回復。不安発作が起きた場合の頓服としてリーゼのみ処方ってとこまで落ち着きました。
そして、タイミング悪くというかなんといか、2016年のある月の心療内科定期受診→その数日後に妊娠発覚→大体その1週間後に化学流産→翌月の定期受診という流れになったんですね。
いつものように「この一か月どうでした?」と聞かれたので、そのまま妊娠~化学流産のことを伝えると、先生にめちゃくちゃ驚かれました。
そして「子どもはまたほしいと思ってる?」と聞かれ、いずれはほしいと思ってると伝えると、今までにない剣幕で
「妊娠したいなら、薬はストップしよう。もっと計画的に妊活しなさい」
「今まで服薬していたものが今回の化学流産に繋がるわけではない。でも、妊娠するとどうしても服薬できないものが多くなる。これからはに頼らなくてもいいような治療に変えていこう」
と話してくれました。
心療内科に通っていた3年の間に結婚したんですが、今まで妊娠のことについて言及されたことなんてなかったので驚きつつも納得、反省しました。
今回から処方なし、次回からは診察での談話(というか、近況報告と先生からのアドバイスなど)という診療方針に変わりました。
これは、うつ状態がだいぶ改善され処方薬が頓服のみになっていること、ストレス要因である仕事の退職が決まっていることなどが考慮された結果の診療方針だと思います。
というのも、同じ病院に通っていた友人(パニック障害)は妊娠したあとも漢方など身体に負担のない薬に切り替えてはいるものの、服薬自体は継続だったもので・・・。
ほんと、症状や状況によって治療方針は大きく変わるんだなと感じました。
その後、仕事をやめみるみる元気を取り戻した私は、2~3回の受診後には「また調子悪くなったらおいで」と診察自体ストップとなり、今現在(1年くらい経ってます)までお世話にならずなんとか生活できています。
不安発作はたまーにあるもののやり過ごせるようになったし、環境の変化への耐性は確実に弱くなっていますが(新しい仕事を始めたとき、下痢と顎関節症になりました笑)、大事にならずに済んでいます。
うつを抱えたまま妊娠する方、妊娠したあとにうつになる方、様々な状況があると思います。
私もまたつか再発するかもなーなんて時たま考えたりもしますが、再発したらしたでまた病院に行こうと軽く考えるようにしています。
今回のことで感じたのは、妊娠したらまず医者に相談、かな。笑
色んなお医者さんがいるので相性の良しあしが重要なカギになると思いますが、もし心許せる産婦人科のお医者さんがいたらそこに相談するのも良しだと思うし、心の重みは一人で抱えず、のんびりマタニティーライフを送れることが一番いいなーと思います。
これって・・・妊娠してる?
今回は妊娠に気付いたときのお話です。
化学流産(一つ前の記事参照)を経験したあと、「しばらくは妊娠しないだろうな~」と高をくくってたわたし。
仕事も辞め休養期間だと暇を持て余していたので、取りそびれてた自動車免許を取得したり、旅行したりとのほほんと過ごしていました。
失業手当が切れるころ、ちょうど次の仕事(パート)も決まって「新しい生活のはじまりだ!」と意気込んでいたある日・・・突然胃のムカムカが始まりました。
が、うつの影響で環境の変化にめっぽう弱くなっていたので、「新しい仕事のストレスかな」とそこまで気にしていませんでした。
なにより化学流産からまだ7か月ほどしか経ってなかったので、「こんなに早く妊娠する」という考えがなかったんですね~。
胃の不快感とのつきあいを1週間ほど続けていたところ、次第に食事をするときに「うっ」と胸やけのような気持ち悪さが広がるようになりました。
そのとき気づいたんですね、生理が遅れていることに。
いや、正確に言えば気づいていたんですけど、そのうち来るだろうと気にしていませんでした。しかし確実に少しずつ悪くなっていく体調。そこでようやく「妊娠かな~?でもまさかこんな早くに・・・」と考えるようになりました。
ぐだぐだしていたところ、旦那より「生理が遅れてるってことは婦人科の病気かもしれないし、とりあえず妊娠かどうか調べて、違ったらちがったで病院行きな」と適格なアドバイスが。
そりゃそうだと思い立ち、さっそく次の日妊娠検査薬を購入・・・。
調べたところ、陽性!!
ほんと驚きました。
前回の妊娠時は「胸が張る、体温が高くなる」という症状が出ていたんで、今回の胃痛や胸やけが妊娠超初期の症状だと全くわからず。
妊娠のときにでる症状は毎回違うよ~とは聞いてはいたものの、ほんとに別ものなんですね('ω')
すぐさま産婦人科の予約をし、診てもらったところなんと6週目でした!
妊娠超初期は大体4週目ころまでを指すみたいなので、気づけばアッという間に妊娠初期に突入していました。
生理がいつもの周期でこず、なおかつ不思議な身体症状が出たときはすでに妊娠超初期かもしれません!
「もしかしたら・・・」と悩んでいる方、一度思い切って調べてみるのもありだと思います(^O^)
化学流産について
現在の妊娠前、一度化学流産を経験しています。
今回はそのときの体験を書いていくので、余計な不安を煽りたくないのでその手の話が苦手な方はスルーしてください。
「うっかり目に入っちゃった!」などないよう、一応内容を下げています。
2016年も明けてすぐのころ、それまで順調にきていた生理がめずらしく一週間程遅れていました。
しかし、なんだか身体が火照るし、胸の張りが強いなーと思いながらもあまり気にせずでした。
ある日、ちょうど妊娠後期にさしかかったところの友人と会い、そのことを話すと「自分が妊娠したときの様子と似ているから、検査してみたら?」と思わぬ言葉が。
自分が妊娠するなんて想像していなかったんですが、言われたら気になってその日のうちに検査を行いました。
するとどうでしょう、陽性です!
そこからネットで色々調べたところ、陽性反応がでたら産婦人科へということだったので次の休みに行こう~と思いつつ普通に仕事をしていました。
検査薬をしてから3日ほど経ったころでしょうか、仕事中トイレにいくと下着にうっっすら赤茶色のあとがついているではありませんか・・・。
そのころちょうど仕事を辞める間際の引継ぎがありドタバタしていたので、気になりつつもそのまま仕事を続行。
1時間ほどしてふたたびトイレに行くと、さっきより色が濃くなっている・・・。
そこでこれが出血だと確信し、上司に事情を話し早退。
さて、そこからが大変でした。土曜日の午後だったもので、開いている病院も少なく、なおかつ「予約なしの初診お断り」という病院が非常に多く、いくら調べても行ける病院が見つかりません。
やっとの思いで見つけたところは、自宅から電車で30分ほどのところ。
急いで支度をし、休日だった旦那と一緒に病院へかけこみました。
この時ばかりは本当に「もっと早くかかりつけの病院を決めておけばよかった」「緊急時に対応してくれる病院を探しておけばよかった」と思いましたが、なにより不調がわかったときにさっさと早退していたらよかったです(^_^;)
さて、かけこんだ病院で初めてエコーを撮り、無事胎嚢を確認することができ一安心・・・。医者からも「普通に生活していいけど、自転車に乗るときは気を付けてね」くらいしか注意されず、そのまま帰路につきました。
しかし安心したのもつかの間、次の日からもうっすらとした出血はやまず、おりものシートをつけて生活していました。
だんだん「先生は大丈夫って言ってたけど、本当かな」と不安になり、いろいろ調べてみましたが、「妊娠初期は不正出血が起きやすい」「化学流産の兆候かも」など様々な意見がでてきて、一喜一憂落ち付かない心持ちでした。
そこから3日ほど出血はやまず、もうこれは明らかにおかしいと思い、近所の産婦人科を受診。
内診台へ上がるや否や、「結構出血してるねー」と一言。
自分ではおりものシートに色がつく程度と思っていたんですが違ったようで・・・素人判断はほんと危険です。
検査の結果、化学流産しているとわかりました。
先生が「こんな初期でダメになってしまうのは、染色体の問題だからあなたは悪くないよ」と何度も言ってくれましたが、受け入れられず。
人知れず涙をこらえて産婦人科をあとにしました。
その後の処置はというと、患部消毒と、感染症などを防ぐため抗生物質の処方があり1週間ほど服薬しました。
薬を飲み切ったあと、身体の回復状態を確認するためにと受診したときにはすでに新しい卵胞が確認でき、先生から「これで、また赤ちゃんできるから」「ダメだった子は、お母さんを傷つけないようにきれいに出ていってくれたんだね。身体に残ると手術が必要な場合もあるから、いい子だったんだね」と励ましの言葉を頂きました。
先生の言葉はすごく胸に響きましたが、やはり受け入れるには時間がかかり、その7か月後に無事妊娠したときも「同じことが繰り返されたらどうしよう」とトラウマになっています。
しかし今思うのは、化学流産は悲しいほど本当にどうしようもなく防ぎようのないことだ、ということです。
というか、妊娠し、無事出産するってことは本当に奇跡に近いものなんだなーと感じています。だって大変なこと多すぎる・・・。
なので、同じ境遇の方がもしこの記事を読んで少しでも「仕方がないことだったんだな」と思ってくれたら幸いです。
そして、妊娠超初期でなんやら不調を感じている方がおれば、ぜひ今すぐ病院に行きましょう!
症状もパターンも人それぞれ!です!
はじめまして。
初めまして。
トキと申します!
こちらは、2016年色々あった末に妊娠し、2017年5月現在臨月の妊婦がお送りするブログです。
(※追記 2017年6月に長男を出産しました!)
マタニティー生活や育児のことを自分なりに残していきたいなあと始めたものです。
くわえて、私自身、妊娠したときから今現在まで色んな方の経験談を読み漁って、色んなことを乗り越えてきました。
なので、自分の経験がもし誰かの役に立てるなら~という思いもあり、ゆったりマイペースに挑戦していくことにしました。
こうやって文章を書くこと自体久しぶりなもので、読みにくい部分も多いと思いますが、よろしくお願いします(^O^)
◎トキってこんなやつ
関西在住のギリギリ20代の主婦。
2016年上半期に化学流産を経て~のまさかの同年内妊娠。
生まれつきのアトピーや 、OL時代に罹患した軽度のうつ(現在ほぼ完解)をのらりくらりかわしながら、2017年に長男ぼんさんを出産。
唯一続いている趣味はカメラ(最近はごぶさた)。